共振現象
まず、上記のような回路があるとします。
交流の周波数を変化させていくと、ある所でインピーダンスが最小になります。
インピーダンスが最小という事は、電流が最大になるという事で、
その周波数をよく通すという事になります。
このようなインピーダンスが最小になる周波数を共振周波数と呼び、
このような現象を共振現象と言います。
その共振周波数というのは、インダクタンスL、キャパシタンスCの値によって次式で表されます。
そして、上記の回路に正弦波起電力Eを加えた時の回路を流れる電流Iは
となります。
さてさて、ではこの共振回路の共振曲線を描くプログラムを書きます。
function resonance(r,l,c,f) % % RLC回路の共振現象シミュレート % R、L、Cはコマンドから任意 % 単位は、Ω、H、F % 引数fは表示する周波数の範囲 % 出力は共振曲線を図示 % % ff=1:f; % 計算する周波数の範囲 v=100; % 電圧 for j=1:length(f) i(j)=e/sqrt(r^2+(2*pi*ff(j)*l-1/(2*pi*ff(j)*c))^2); % 電流の計算 end semilogx(ff,i); xlabel('f [Hz]'); ylabel('i [A]'); |
>resonance(10,0.005,0.000002,10000) |