カラー画像、色相変調
さてさて、今回も画像処理の続きをやってみたいと思います。
前回はノイズの除去について学びました。
今回は色相変調について考えていきたいと思います。
さて、今回はカラー画像を取り扱います。
MATLABではカラー画像をどうやって扱うかといいますと、
3次元配列で扱っています。
どういう事かというと、
data(x,y,z)
で扱います。
x:横軸のサイズ y:縦軸のサイズ z:RGBの3要素
となっています。
ではこれを実際に読み込んで、色相をちょっとだけ変えてみましょう。
しかもすごく単純に。
今回使った素材の画像は、
この画像はIEEEの研究用標準画像です。
まずは、この画像にノイズを付加してみましょう。
では実際のプログラムは以下のように
function image_proc10 % % 画像の色相を変調 % % imagedata=imread('Lenna.bmp'); % 画像の読み込み imagedata=double(imagedata); % 型変換 [x,y,z]=size(imagedata); % 画像サイズの取得 change=zeros(x,y,z); % 変化テーブル初期化 change(:,:,1)=0; % 赤色の変化量 change(:,:,2)=0; % 緑色の変化量 change(:,:,3)=100; % 青色の変化量 imagedata=imagrdata+change; % 変調 imagedata=uint8(imagedata); % 型変換 imagesc(imagedata); % 画像出力 |