MATLAB概要

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ポイント


基本的な操作方法、デモプログラム。



まず、MATLABを起動させて下さい。以下のような画面が出ます。



まず、1の画面が、コマンドウィンドウ(Command Window)です。
ここで、いろいろな命令を入力したりします。

2の画面は、ワークスペース(Work Space)です。
変数に値が代入された時など、一覧で見えるようになっています。

3の画面は、コマンドヒストリー(Command History)です。
今まで入力したコマンドなどの履歴が見えるようになっています。


では、ヘルプを見てみましょう。

>help
と入力してみてください。ヘルプトピックが出てきます。

HELP topics:

matlab\general       -  一般的なコマンド
matlab\ops           -  演算子と特殊キャラクタ
matlab\lang          -  制御フロー
matlab\elmat         -  基本行列と行列操作
matlab\elfun         -  初等数学関数
以下略

と、出てきます。これは、コマンドのヘルプみたいな物です。
さらに、一般的なコマンドのヘルプを見てみましょう。

>help general

  一般的なコマンド
  MATLAB Toolbox   Version 6.0 (R12)  06-Oct-2000
 
  一般的な情報
  help        - コマンドラインにテキストを表示するオンラインヘルプ
  helpwin     - ウィンドウを開いて表示するオンラインヘルプ
  helpdesk    - ハイパーテキストのドキュメンテーションとトラブルシューテ
                ィング
以下略

というように、ヘルプでどんなコマンドでも見れます。
他にも、関数のヘルプなんかもあるので、困った時はヘルプです。

他にも、UNIXの「ls」やDOSの「dir」、「cd」なんかも使えます。
いろいろ試してみてください。


では、次に簡単なプログラムを書いてみましょう。
本当に簡単なプログラムです。プログラムというより計算です。

コマンドウィンドウで、以下のように打ってみて下さい。

>10+20

ans =

    30

と、出てきます。

このプログラムというか命令は、単に10+20の計算をするだけです。
その答えを何かの変数に入れるようにしてないので、
自動的に、ansという変数に代入されます。
左のワークスペースにansという名前が出来ましたよね?
左のワークスペースを見たら、
ansという変数がdouble型の1行1列であるという情報が得られます。
ansという変数に何が代入されてるか見るには、

>ans
と、コマンドを入れれば、確認できます。

ans =

    30

と表示されるはずです。

さて、コマンドウィンドウに入力する時に、以下のように打つ事も出来ます。

>10+20;
こうすると、何も返ってきません。
;(セミコロン)を付けると、結果を出力させないように出来ます。

さて、基本的な触り方はこのぐらいにして、今回の本題に入ります。
まず、以下のように、コマンドしてみて下さい。

>demo
すると、下のような画面が出てきます。



では、Toolboxes→Signal Processing→スペクトラル解析→DTMFのスペクトラル解析を選んで下さい。



こんな画面が出てきます。
サウンドの所にチェックを入れて、いろいろな数字を押してみましょう。

みなさんご存知の通り、プッシュホンの音ですね。
数字毎の、波形なんかが見れます。

他にもいろいろたくさんのデモがあるので、見てみて下さい。